清水合唱団第36回演奏会開催おめでとうございます|ビデオ制作&写真アルバム制作について
清水合唱団の撮影に行ってきました
今回の撮影は2018年7月1日に静岡県静岡市清水区にあるコンサートホール清水マリナートで行われた「清水合唱団 第36回演奏会」に呼んでいただきました。
前回、撮影したグリュンネ・コール様からのご紹介もあり、また指揮者と代表者様とは他のコンサートでもなんども挨拶させていただいていたのですが今回は初めての撮影お取り引きとなりました。
清水合唱団の紹介
清水合唱団は50年以上の歴史を持つ、静岡でも有数の古い歴史を持つ合唱団です。
ミサ曲や合唱組曲からポピュラーソングまでを歌い、約40名のメンバーで構成されています。
男性も20代の方からおり今回の演奏会でもとても輝いていました。
生い立ちは古く創立は1960年、当初は「土曜会」と言う名前でしたが、1966年に現在の「清水合唱団」に改名して今にいたっています。
今回のご依頼はフォトアルバム&Blu-ray&DVD&現像写真
私ども映像制作のAIROU-JAPAN(アイルージャパン)は、お客様に出来るだけ喜んでいただけるようプランを作っています。
その一環として行なっていることが「写真撮影」と「ビデオ撮影」です。
一般的に「写真撮影」と「ビデオ撮影」は別の業者が行います。もちろん両方扱っている会社もあるのですが、私どもアイルージャパンは、ビデオグラファーでもありフォトグラファーとしても活動しており。両方の機材のことを把握し撮影しています。
例えば、写真の良さは”最高の一瞬”を撮ること。ビデオの良さは”臨場感と記録”です。
ビデオカメラは長時間の撮影や音質、各種入力により最高の音を録音しながら映像を撮影してくれます。
また、一眼レフは暗い中動きがあっても最高の表情などを撮影します。
今は、一眼レフもビデオが撮れるのでそういった映像を使うこともあります。
今回の撮影方法
今回使用した機材は
- 一眼レフカメラ(ニコンD5)
- 4Kビデオカメラ(PanasonicHC-X1000)
- サブビデオカメラ2台
- ハイレゾレコーダー(ZOOM H6)
- モニター
- その他三脚や配線類
を使用しています。ビデオ撮影はもちろん、音も大切な為2重3重に対応しています。
今回はメインカメラに、音響さんから音をいただいて天吊りのマイクからの音をアナウンスとミックスで左右LR別系統でいただいてカメラに接続しています。
撮影内容
撮影内容は、もちろん写真とビデオ、そして音です。
今回の清水合唱団撮影では、当日午前にゲネプロ(リハーサル)があったのでそちらで写真撮影を行いました。
また、今回は合唱団様との打ち合わせで良い写真を撮りたいとの話から、1ステージだけ本当の衣装で撮影させていただきました。
こちらのゲネプロは写真をメインに撮りつつ、ビデオ側の音量や音質、明るさや色合いのチェックも同時に進めます。
(写真はニコンD5に70-200mmf2.8望遠レンズとテレコンバーター1.7倍)をつけた状態。後ろに見えるのはサブのハイレゾレコーダーzoomH6)
ゲネプロでは、ステージ上での撮影が可能なので本番撮れないお写真を撮影していきます。
あまり、やられていないことですが私のところでは出来るだけ一人一人の撮影もしていきます。
なのでこんな裏側からも撮影したり指揮者やピアノの方の撮影も行います。
ゲネプロも本番も意外に時間がなく、皆さん本番前なのでテキパキ撮らないとなりません。
また、ビデオカメラも難しい要素が多くあります。
納品形態により撮影の仕方も考えなければなりません。
今回は、DVDとBlu-rayの方が混在します。
これは、どういうことかというと。撮影画質4K800万画素に対してBlu-ray200万画素、DVDは35万画素と大幅な差があります。
実際には4Kでの納品はデータ以外では不可能な為、Blu-rayかDVDになるのですが、例えばコンサートの場合はステージ全体の画像で上の写真が幅1920ピクセルのハイビジョン、下が幅720ピクセルのDVD画質となります。
どちらもお顔にボカシを入れているのでわかりにくいですが、服の細かさなどが違うと思います。
実際にビデオで見ると、この差が問題になり。
Blu-ray納品の場合は、このまま全体画像でもお顔が見れるのですがDVDとなりますと1ピクセル(画像を作る点の大きさ)が大きくなり、誰だかわからなくなってしまいます。
その為、納品形態を考えつつ画角を決める必要もあるところが難しいところです。
音の良し悪し
ビデオ撮影の中で映像の他にもとても重要なことが「音」です。
会場の音で歌声が聞こえなかったり、写真のシャッター音が入っていたり、ノイズや音割れがしていたり。様々な問題がありとても難しいところです。
今回も
・天吊りマイクの音をビデオカメラに入力
・天吊りマイクの音をSDカードやメモリに録音
・ビデオカメラはサブで音どり(サブカメラ2台)
・ハイレゾレコーダーで録音
の四ヶ所で音を撮っていました。
実際の現場では、マイクを一人一人や楽器ごと設置するのはコスト面とステージの配置替えがある為出来ません。
ソロパートなどはハイレゾレコーダーの音もとても良く撮れますがステージ全体の場合はマイク数カ所と音の合わせが必要となる為、天吊りマイクを使って録音します。
今回は、清水マリナートの音響スタッフさんがとても親切にLR2チャンネルの音をくださったのでゲネプロ中に音のボリューム調整も出来ました。
最終的には、この音を使い映像化しました。とってもいい音でしたよ。
右ビデオカメラに刺さる青いケーブルがホールから頂いた音のケーブルです。
撮影スタッフの人数は?
ここまで撮影の機材などの話をしてきました。
本来、この撮影の場合はスタッフ四人程度でやる撮影ですが、実は一人でやってます。
それが良いこととは一概に言えないのですが、コスト削減のためにそうしています。
私自身、映像制作会社とともにビデオ撮影をすることがあります。また、フォトグラファーとして写真撮影に入ることもあります。
他の業者さんが、写真も2人で来ていたりビデオも3人以上で来ていることも多々あります。
でも
一人
なんです。
これを一人でやるからお客様にメリットを出していけると思っています。
ただし、デメリットも多くあるのが撮影。
機材故障や自分の故障もあり得ます。その辺りは、お客様との打ち合わせで話しており免責事項となってしまうので現状の課題でもあります。
実際にかかる時間
実は、撮影はそれほど大きな手間ではありません。
テクニックや設定、撮影はもちろん大変ですが、映像制作が高くなる理由は他にもあります。
実際の値段としては。
・ビデオ撮影約1日
・映像編集 数日合計数十時間。
・ビデオレンダリング(書き出し)Blu-ray分とDVD分でそれぞれ20時間以上。
・写真のライトルーム&フォトショップ加工 2時間
・アルバム制作 5時間以上
・写真現像手配 1時間
実際にこのくらいの時間がかかります。
また、機材費は300万円分くらい使っています。
それが、ビデオ撮影やよりよい写真撮影の手間と言えると思います。
もちろん、ビデオ編集は、1カメラで定点でしたらもっと編集時間は短縮可能です。
アイルージャパンの撮影方法
私どもでは、このような方法で撮影をしております。
もちろんテレビ局や芸能人のライブコンサートビデオの様に売り出しを考え莫大な金額の経費をかけて撮影すればもっと良いものができます。
ですがそれでは、ビデオ撮影は頼まない・・・となってしまうと思います。
私どもでは、お客様と密接に繋がりお客様に負担を小さくしながら喜びを大きく感じていただく様努力しております。
もちろん、3カメ3人スタッフでの撮影もご相談ください。
病気・・・が一番の心配ですが、フォトグラファーのセンスでビデオ撮影と写真を撮り。
芸術性豊かな作品をお届けできる様に努力しております。
撮影のご相談は、まずはお電話くださいませ。
080-9456-5523
静岡市の映像制作アイルージャパン
今回の納品
Blu-ray 11枚
DVD 15枚
フォトアルバム32冊
現像写真枚数287枚(選択購入式)
でした。
実はフォトアルバムがとても人気です。
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